フリーランスエンジニアの経費完全ガイド|落とせるもの・落とせないもの・注意点

フリーランスエンジニアとして活動するうえで、経費の正しい理解は手取りを大きく左右しますね。経費を適切に計上できれば、課税所得を抑え、結果として税負担を軽くすることが可能です。一方で、誤った経費計上は税務調査時のリスクにもなります。正しく確定申告を行なっていきましょう。基本的にはフリー会計などで自身で出来ますが、初心者の方は一度税理士などに相談するのがベストですね。
本記事では、フリーランスエンジニアが経費にできるもの・できないもの、具体例、注意点を分かりやすく解説します。

経費とは?フリーランスエンジニアの基本知識
経費とは、事業を行うために必要で支出したお金のことです。フリーランスの場合、会社員と異なり、自分で経費を判断し、確定申告で申告します。
ポイントは次の1点です。
「事業との関連性が明確かどうか」
これが経費判断の軸になります。
フリーランスエンジニアが経費にできる主な項目

1. パソコン・周辺機器
- ノートPC・デスクトップPC
- モニター、キーボード、マウス
- Webカメラ、ヘッドセット
業務で使用する場合は経費計上可能です。
※10万円以上のパソコンは「減価償却」の対象となる点に注意しましょう。
2. ソフトウェア・ツール利用料
- 開発ツール(IDE、有料エディタ)
- クラウドサービス(AWS、GCP、Azureなど)
- GitHub、Notion、Slackの有料プラン
- ChatGPTなどのAIツール
業務効率化や開発に直接関係するものは経費として認められやすいです。
3. 通信費
- インターネット回線費用
- スマートフォン通信料
プライベート利用と併用している場合は、事業利用分のみ按分して経費計上します(例:50%)。
4. 自宅兼事務所の家賃・光熱費
自宅を作業場所にしている場合、以下は一部経費にできます。
- 家賃
- 電気代・水道代
- 管理費
部屋の広さや使用時間などを基準に、合理的な割合で按分することが重要です。
5. 交通費・出張費
- クライアント先への移動費
- 打ち合わせのための電車代・タクシー代
- 出張時の宿泊費
※プライベート旅行と混在しないよう注意しましょう。
6. 書籍・学習費
- 技術書・ビジネス書
- オンライン講座(Udemy、Schooなど)
- セミナー・勉強会参加費
スキル向上が業務に直結する場合、経費として認められます。
7. 外注費・業務委託費
- デザイン外注
- 事務作業の外注
- 他エンジニアへの協力依頼
請求書や契約内容を必ず保管しておきましょう。
経費にできない(なりにくい)もの
- 完全なプライベート飲食費
- 私用の衣類・美容代
- 家族の生活費
- 趣味目的のみのガジェット
「仕事にも使っているつもり」では弱く、客観的に説明できるかが重要です。
フリーランスエンジニアが注意すべき経費のポイント

領収書・請求書は必ず保管
- 電子データでもOK
- 日付・金額・内容が分かるもの
按分は必ず合理的に
- 家賃50%などは根拠を説明できるように
開業前の支出も計上できる
開業準備のための支出は「開業費」として計上可能です。
まとめ|経費を制する者がフリーランスを制す
フリーランスエンジニアにとって、経費の理解は実質的な収入アップ施策です。
- 事業関連性を意識する
- 領収書・記録を残す
- グレーな場合は税理士に相談
正しく経費を使い、安定したフリーランス生活を築いていきましょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最終的な判断は税理士・税務署にご確認ください。

